【TOEICも】おすすめの単語帳5選【単語力命】

コロナコロナでうっとうしい日々が続きますが、英語学習ははかどってますでしょうか? ステイホームだの外食自粛だの、毎日我慢することばかりですね・・・わたしは度重なるアルコール消毒で手指がかっさかさのバリバリで泣きそうです。( ノД`)( ノД`)シ

みなさまもくれぐれも体調には気を付けて英語学習にいそしんでくださいまし。

しかし上級国民の方々は安直に下々に「お願い」やら「要請」やらを乱発する前にせめて鏡を見て自らの行動様式を率先して見直していただきたいものです・・・

英語学習は単語が命

私の周囲でよくあるのが、中途半端に英語ができるようになった中級レベルの人が「もう試験のための勉強は終わり」などと言って単語学習をやめてしまうケースです。というか私自身がそうでした(*´Д`*)。。だいたいTOEICでいうと750~ぎりぎり800点前後取れるようになった時期だったと思います。

世間的にはこれくらいスコアが出せると「(まあまあ)英語ができる人」で通用してしまう(※学校・会社にもよりますw)ので、そう思ってしまうのも仕方のない面があります。

ここで勘違いしてしまうと「もう試験勉強のフェーズは終わり。ここからは生の英語に触れるのが一番」などと言ってハリポタとかの洋書を辞書も引かずに読み漁ったりし始めるのですが(昔は大学の英語の授業も専らこんなスタイルでした(;・∀・)さすがに辞書は引かされましたがw)、このやり方で英語力を上げるのは川の水を煮詰めて塩を集めようとするようなものです。

もちろん川の水でも大量に煮詰めれば塩でも金でも出てくるでしょうが、それには膨大な量の水と火力と時間を要します。どうしてもハリポタでなきゃダメ、〇〇シリーズ命とかならあえて止めませんが、同じ労力でも単語帳を使って集中的にインプットすれば圧倒的に短い期間で効率的に英語力をアップできることは知っておくべきでしょう。

たとえて言うなら、野球やサッカーの選手でもチーム練習と並行して個人で筋トレやランニングをするのと同じです。そういえば昔、高校の部活でも「俺もうレギュラーだから筋トレなんてダサいことしないもんね、実戦あるのみ」なんて言ってる人もいましたが、夏休みが終わるころには大体消えてましたね・・・

なぜこんな同じことを何度もくどくど書くのかというと、私自身がそのわなに落ち、TOEIC750~800あたりで頭打ちのまま、ムダに長い時間を原書流し読みなんかに浪費してしまったからです。単語学習をカッコ悪いなどと決めつけず、素直に単語学習に取り組んでいればもっと早く上のレベルに行けたのに・・・という思いがいまだに消えません。

またそうでなくてもTOEICは問題数の多さに対して時間が足りない試験です。知らない単語の意味にウンウン頭を悩ませてるような余裕はありません。

試験中にあれこれ考えるくらいなら、最初から必修の単語を頭に叩き込んでいくのが一番手っ取り早いTOEICの攻略法です。

TOEIC800からの単語学習

TOEICで700後半~取れるようになるとおそらく高校レベルくらいまでの基本はほぼマスターできている状態なので(英検で言えば2級~準1級レベル)、ある程度のものは辞書がなくても大まかになら読めるようにはなっていると思います。この段階は単語数でいうとだいたい5,000語前後と言われています。

なので余計「辞書に頼らず生の英語をまるかじり」などという世迷い事に騙されたりもするのですが、この段階では一般的なネイティブの大人の語彙レベル(1~2万語)から見てせいぜい3分の1~半分以下のボキャブラリーしかありません。

つまり大人のネイティブレベルまで到達するには、大学受験の時に積み上げたボキャブラリーをさらに倍以上にする必要があるのです。こんな状態で「辞書に頼らず」などと言っても無理なのは明白ですね。

なんかもうこれだけでやる気が失せてしまいそうな話ですが、もし将来的に英検1級やその先を考えるのであれば、これは絶対に避けては通れない道です。

ただ、実際にやってみると単語学習はやり出しの1周目が一番しんどいですが、逆に言えば2周、3周と学習を重ねるにつれて体感的な負荷は少なくなります。最終的には朝顔を洗わないと気持ち悪いみたいな感じで、1日単語帳を触らないと何か気持ち悪いくらいになってきます。こうなると学習というより単なるクセというか生活習慣の一部になりますので、負担感も感じなくなります。

あと英検1級やIELTSなど他の試験は考えてなくて、「とにかくTOEICで高得点が取れさえすればそれでいい」というのであれば、そこまで大量のインプットは不要です。(それよりも問題集で徹底的にTOEICに特化したアウトプットの訓練をして処理速度を上げる方が重要になります)

お勧めの単語帳5選

参考になるか分かりませんが、TOEICのスコアアップのためにお勧めの単語帳を紹介します。

「原書流し読み学習」から脱却した私が最初に使ったのがこれ、キクタンシリーズの「SCORE 990」です。

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TOEIC向けのキクタンシリーズでは一番難度が高く、まだスコアが700台だった当時の自分にはかなり背伸び気味のレベルでしたが、この下の「800」だと大学受験で使った単語帳と載っている単語にあまり違いがなく、わざわざ新たに買う気になれなかったので、あえてこちらを選びました。

はい、中二病ですwww

さすが最高峰だけあって、大学受験レベルでは見たことのない単語がごろごろ出てきます。また自分が購入した当時の版では例文の音声は別売りのオプションでしたが、その後改定された版では改善され、例文もデフォルトで入るようになっています。

ただ、これはキクタンシリーズすべてに共通するのですが、音声の「チャンツ」(バックに流れる変なBGMに合わせた発声)は好き嫌いが分かれるかもしれません。それと単語的には必ずしもTOEIC には必要ないような単語もかなりの割合で含まれていますので、あまりクソ真面目にやり込む必要はないと思います。

どちらかというとこれを全部やれば900点取れるというより「900点台取る人ならこれぐらいマスターしていて当然よね」という感じのラインのような気がします。。。

いずれにしても学生さんなど、普段ビジネス英語になじみの少ない方はTOEIC向けの単語帳を何か1冊入手して、やり込まないまでも一通りは回しておくことをおすすめします。

 

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アラフォー世代にはあまりなじみがないかもですが、今はこれが高校レベルの基礎固めで使う単語帳の定番らしいです。私自身は使わなかったのですが、知ってる人の間では結構評判がいいです。見せてもらいましたが、1つの例文で複数の単語や熟語を盛り込んでいて覚えやすく、レイアウトや色使いもシンプルで使いやすい感じでした。これから高校レベルの基礎を固め直したいという方にはお勧めです。

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これも高校レベルでは定番ですね。まあこの辺りのラインならそんなにどれを選んでも差はないので使いやすければ何でもいいと思いますが、やり込み要素として最低限例文と音声データがセットになっていることが必須条件です。

難易度的には大体同じくらいだと思いますが、私が実際に学習で使ったのはこちら。英検準1級の単語帳です。

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そもそも英検準1級を受けるつもりは全然なかったのですが、高校レベルの基礎固めの意味合いで買いました。1級の単語帳ほどやり込んではいませんが、思い出したように時々見直しては自分の穴を見つけてしまうという、結構バカにできないアイテムです( ノД`)・・・

それで現在メインで使っているのが1級向けのやつです。

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準1級に比べると100ページほど多いだけなのですが、手に取るとなぜかそれ以上の厚みと重みを感じてしまいます・・・( ^ω^)

英検1級を目指してからこれを使いだしてかれこれ3年ほどが経ち、どうにか試験も合格できたのですが、いまだにこの単語帳の半分もクリアできている気がしません。巷ではページがバラバラになるまで使い倒してもう一度買い直す猛者もいるとか・・・

というか一体いつになったら卒業できんだ、これ・・・( ノД`)

英英単語帳ってどうよ?

なぜか最近にわかに上級者向けの単語帳がちらほら出るようになって気になってたのですが、某〇之国屋書店で何気に大量に積んであったのがこれ、ジャパンタイムズの「英英英単語」(誤植ではありません;念のため)という単語帳です。

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何が面白いかと言うと、そのタイトルどおり単語の意味も英語で説明されているので、音声データは例文も含めて英語オンリーになっています。もちろんテキストの方には日本語の意味も並記されていますが、注釈以外は赤字印刷かつページの脇にレイアウトされているので、赤シートを使うまでもなくオールイングリッシュ的な状態で学習することが可能になっています。

英語学習の理想はやはり英語を英語のまま(日本語を介さずに)理解することですので、単語学習からそれを習慣づけるという意味では理想的な構成と言えるかもしれません。

当初は「上級編」と「超上級編」しかありませんでしたが、その後「初級編」「中級編」も追加されたので、それぞれのレベルに合ったところを選べるようになりました。私は「上級編」を買いましたが、英検なら準1級~1級、TOEICで800~くらいの人にちょうどいいレベルだと思います。

ちなみに「超上級」になると専門書くらいでしか見ないような難解な単語が多く、ぶっちゃけ単語帳としてはちょっと微妙かなという印象でしたが、英語関連の読み物として読むなら面白いかもです。

英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編

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難点はどちらも英語の単語帳としてはやや値段が張るのと(上級編で2,640円)、音声がCDでなくHPからのダウンロードなので、会員登録してのログインを求められるのがちょっと煩雑に感じるかもしれません。

また紙質のせいかページ数(同422)の割に厚みがあり、500ページ超の英検1級の単語帳より1.5倍くらい分厚く、サイズも一回りほど大きいので、通勤の友にするにはちょっと微妙な感じです。

学習効率的なところで言うと、オールイングリッシュ学習にこだわりがあるとかでない限り、初見の単語を全部一からこれで覚えていくのは効率が悪い気がします。どちらかというと既にそのレベルのインプットを一通り済ませた人が疑似英語脳的な環境で復習するためのツールとして使うくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

 

とまあ、いろいろ書きましたが、年単位で使い込んでいくものなので、結局のところ実際に手に取ってみて自分にしっくりくるものを選ぶがいちばんだと思います。

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