英文サイトだってこわくない! 時事英語の攻略法

わたしがまだTOEICで750くらいのスコアで低迷していたころの話です。

当時はまだ英語ニュースを視聴するのも英語教材などを通じてだけで、直接生の素材に触れるのはまだまだ自分にはハードルが高いと思っていました。

実際、英字新聞や海外のサイトなどを見てもちんぷんかんぷんで、とても今の英語力では歯が立たないとも感じていましたが、どうやれば読めるようになるかも見当がつかず、ただただ「もっと英語力がついたら」「英検〇級が取れたら」「TOEICでスコア上げたら」などと先延ばしにしていました。

しかし結局のところ分かったのは、たとえTOEICで900以上取れようが英検1級取れようが、実際に必要なボキャブラリーを積み上げていかない限り、いつまでたっても使える英語は身に付かないということでした。

逆に言うなら、文法などの基本的な英語力で言うならTOEICで700前後、英検なら2級くらいのレベルがあれば、ベースの力としては十分です。あとは必要に応じて必要なボキャブラリーを積んでいけばいいのです。

英語サイトはなぜ難しい?

よく「大学まで英語を勉強したのに簡単なニュース記事も読めない」というようなことが言われます。実際にTOEICでかなりハイスコアを取れるような人でもいわゆる「生の英語」は全然ダメという方も結構います。

これはある意味当たり前で、TOEICに限らず英語教育で使われるボキャブラリーと実際のコミュニケーションの現場で使われるボキャブラリーは必ずしも一致しないからです。

どれだけ英語力があっても、やはりスポーツの話をしたければスポーツの、音楽の話をしたければ音楽のボキャブラリーが必要です。よく語学力を表すのに「日常会話レベル」という言い方を目にしますが、日常会話だって経験の中でそれ用のボキャブラリーを身に着けているからできるのであって、決してビジネス英語よりレベルが低いということではありません。「ビジネス英語ができるなら日常会話くらいできるよね」ということにはならないのです。

結局のところ、そういう1つ1つのボキャブラリーを地道に積み上げるのが「生の英語」攻略の一番の近道だと思います。

時事英語の実際例

まああれこれごたくを並べるより、実際の記事で見るのが一番分かりやすいと思うので、少し引用してみます。また例によってBBCの記事からです。

George Floyd: US city on edge as jury deliberates Chauvin verdict
Security is ramped up in Minneapolis as jurors retire in the trial into the death of George Floyd.

まずはタイトル。

George Floyd: US city on edge as jury deliberates Chauvin verdict

世界的に報道された事件なので、事件の説明は省略します。訳するなら「ジョージ・フロイド事件:ショービン氏への陪審評議に神経をとがらせるアメリカの町」といったところでしょうか。この短いタイトルの中に「jury」「verdict」2つも前記事(↓)の単語が入ってる!!(←わざとらしくてすいませんorz)

え、あの人も? 刑事事件にまつわる英単語
先日も何やら大物Youtuberの方が逮捕されていましたが、ニュースを見ているとよく出てくるのが逮捕やら拘留の刑事事件に関する話題です。 この手の話題は刑事手続きや裁判に関する用語など、普段の日常生活では使わないような単語が使われるの...

付け加えるなら「deliberate」、形容詞で「故意の・計画的な」または「慎重な」の意味で覚えている人が多いと思いますが、裁判ネタでは動詞で「熟考する」「審議する」の意味で使われることも多い単語です。

続いて記事の冒頭も見てみましょう。

The jury in the trial of Derek Chauvin, the ex-Minneapolis policeman accused of killing George Floyd last year, has retired to consider its verdict.

The prosecution told jurors that Mr Chauvin had murdered Mr Floyd, but the defence said their client had correctly followed police training.

The court is being protected by barbed wire, high barriers and armed soldiers from the National Guard.

Cities across the country are bracing for protests regardless of the verdict.

On Monday, the prosecution and defence made their closing statements in a trial that lasted three weeks. The prosecution then had another opportunity to rebut defence arguments before the jury was sent to deliberate.

もしかするとぱっと見で「え何これ難しい」と思う方もあるかもしれませんが、TOEIC700程度取れる方なら文法的に見当もつかないという部分はほとんどないのではないでしょうか。意味が取れないとしたら文法ではなく、普段勉強している英語では見かけない単語がちらほら混ざっているからです。

つまり英語そのものが難しいのではなく、単に単語のインプットが不足しているのです。

であれば対策はただ一つ、必要な量のインプットを行うこと。それ以外に方法はありません。

特に刑事手続きに使われる単語は一見とっつきにくいですが、出てくる面子はほとんど決まっていますので、一通り上の過去記事などでおさえておくのがお勧めですww(宣伝)

変だと思ったら辞書を引く

ボキャブラリーを増やすには、とにかく知らない単語を見つけたら片っ端から辞書を引くのが最大のコツです。教材の英語しかなじみのない人にとって、最初の内は知らない単語だらけの文章を辞書を引きながら読むこと自体が面倒に感じると思いますが、じきに慣れますw

だって外国語ですもん、知らない単語があって当たり前。パズルの一種だと思えばむしろ楽しくなってきます。

できれば紙の辞書に印を打つのがお勧めですが、電子辞書でも構いません。とにかく分からない単語は辞書を引くようにします。そうすれば覚えようとしなくても何度も出てくる単語は勝手に頭に入ります。アラフォーのおっさんですら(時間はかかりますが)覚えますからww

あと、一見知ってるような単語でも、1ミリでも文脈的に変だと思ったら念のため辞書を引くが吉です。

たとえば上の記事の一文目の動詞「retire」ですが、これは「引退する」の意味ではありません(私は危うく誤読しかけましたww)。ritireって、リタイヤ? じゃあ「引退」かな? でもまてよ、「陪審が評決を考えるために」と書いてるのに「引退」って、なんじゃそりゃ?ですよね。

で辞書を引いてみると、この場合にちゃんとぴったりの意味がありました。「(陪審員が評議のために)法廷を去る」という意味です。

誤読を防ぐためには、少しでも変だと思ったらしらみつぶしに辞書を引くしかありません。特に独学の人は自分でチェックしないと誰も修正してくれません。間違ったインプットで恥をかくのも自分です。

 

【以下は中の人の個人的な意見ですので読み飛ばして大丈夫です】

どうでもいいですが個人的にはこのジョージ・フロイドさんの事件、被害者の方はとても気の毒だし内容自体は許せない事件だと思うんですが、何か特定の政治的バイアスがかかってるようなきな臭い感じがします。

銃社会でない日本でも、容疑者が拘束されるときなどに死亡する事件は時々起こっています。人口が2倍で銃社会のアメリカなら、少なくとも日本の倍以上の頻度で同種の事案が生じてもおかしくないはずです。

だとすると、他にも白人やアジア人が被害者になる事例だっていくつも発生しているはずですが、今回のような運動になったとは聞きません。だとすると、たまたま特定の人種が被害者になってる事例だけピックアップして問題にしていることになりますが、それってすごく政治的な意図があるように思えてしまいます。タイミング的にもいかにも某選挙にぶつけるような時期で、集中的にメディアで報道されて大規模な暴動騒ぎになりましたが、単なる偶然だったのでしょうか。

まあこの件がそうかは調べようもありませんが、Youtubeで世界史関係の動画とか見てたら人種間や民族同士の対立をわざと煽って世論を誘導したり敵を弱体化させるみたいな謀略の事例、世界中にいくらでもあるんですね。個人的には国際社会が善意に満ち溢れているなんて教科書の中だけのフィクションなんじゃないかと思いますが、はてさて。

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