先日報道のあったTOEICの集団カンニング・替え玉事件ですが(前回記事参照)、今のところ公式は不正行為への注意喚起以外は特に対応する気もないようですね・・・

TOEIC「中国人の替え玉受験」日本で起きた背景 《学歴社会の中国》日本での大学院進学を狙ったか
英語の能力を測る試験「TOEIC」で、他人に成りすまして試験を受けようとした京都大学院生が逮捕され、集団不正疑惑が浮上した。大胆かつずさんな手法の背景には、日本発祥のTOEICにまつわる複数の特殊な事情が関係…

不正受験に関する一部報道について|インフォメーション|IIBC
不正受験に関する一部報道についてのお知らせです。
まあ私自身は別にこの回に受験してる訳じゃないので直接関係ないと言えば関係ないのですが、一般の受験者にとっては900オーバーのチーターたちのインチキスコアが大量に混ざり込んだ状態でスコア計算されてもなあ、と感じざるを得ません。

1匹のゴキブリが出たら見えないところに30匹います。そこに30匹いるということはさらに(以下略
それにこのチーターはこれまでも同様の行為を何度も繰り返していることが分かっているなら、過去にこのチーターが関与した回の試験についてもスコア修正すべきではないでしょうか?
回答状況のデータは当然残っているはずだし、選択肢ごとの正誤で照合すればカンニングした連中も容易に特定できるはずです。
まあ運営も有象無象の受験者ごときのためにそこまで手間暇もコストもかけてらんない、というのが本音なんでしょうね。。
ただこれだけTOEICのスコアが珍重されてるのって、世界的に見ても日本の就活市場(※若年層に限る)だけみたいですね。
履歴書の数字だけで人を選別する企業の歪んだ風潮が、今回のような事件の背景にあるのかもしれません。。
まあこの生成AI全盛のご時世、英語ができることが何かのアドバンテージになる時代自体が過去のものになりつつあるのかもしれませんが。。。
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