相変わらずコロナコロナで鬱陶しい日が続いていますが、気づけばいつの間にやらまた4月になってしまいましたね。。。
何やかやでマスク常用を半強制される暮らしになってから、かれこれもう丸一年以上になるんですね。際限ない消毒祭りもソーシャルなんちゃらも自粛という名の社会的強要もずっと我慢してますが、さすがにもういい加減にしてほしいです(*´Д`*)
しかーし!!勉強の大敵はコロナだけではありません。
とくにソーシャルなんちゃらでお家にこもる時間が増えてからはオンラインゲームやらSNSやら動画サービスやら、手軽に家で楽しめるコンテンツが溢れかえったせいで、むしろ以前より勉強が手に着かなくなった、という人も多いのではないでしょうか。わたしの場合は・・・Youtubeがやばいです。
うっかり手近にパソコンがあるところで勉強していると、何か調べようとしてググる →関連してるっぽい動画が出てくる→ Youtube の一連の流れに入り込んでしまい、気が付いたら動画漁りの沼にはまったままジ・エンド、という経験をしているのはわたしだけではない(はず!)と思います。
Youtubeは一度使いだすと「え、これ見たん? なら当然次はこれでしょ?」てな具合に次から次へと関連のおススメ動画を上げてくれるので、そんなつもりはなくてもつい動画視聴の無限ループに引き込まれてしまいます。
このおススメがまた絶妙にツボだったりするのですね・・・
私は最近ようやくこの薬物にも等しいYoutubeの中毒性に気付き(←今頃www)、Youtubeを見るときは前もって利用目的と時間を決め、それ以外は何があっても絶対に見ないよう固く心に決めてし〇じろうとお約束している(小学生かよw)のですが、アルゴリズムの進化にはとても勝てそうにありません。
ほんと、どうやってあんなピンポイントで他人のツボを突けるんでしょうね・・・
ただ、Youtubeは誘惑だらけの地雷原であると同時に、無料で手軽に利用できる学習素材の宝庫でもあります。要は使い方ひとつでプラスにもマイナスにもなり得る両刃のツールだと思います。
しかし結局のところ私のサジェスチョンに学習と関係ないお遊び的な動画ばかり上がってくるのはそういう動画ばかりクリックしてるからなんですよね・・・
(;・∀・)つ 鏡
というわけで(?)、今回は私が英語学習でお世話になっているYoutubeチャンネルを紹介していきたいと思います。
【※おことわり:本記事は移転前のサイトで出していた記事を加筆・修正したものです】
TED まじめに英語を楽しみたい正統派のあなたへ
最近は大学の英語の授業などでも取り上げられることの多い有名チャンネルです。日本ではあまり人前でスピーチをするという文化自体になじみが薄いためか、あまり一般的に広く認知されているとは言えませんが、英語圏では広く支持されていて、再生回数も多いものでは数百万とかザラです。
このチャンネルがおススメな理由はずばり、スピーチ形式だからです。
スピーチというのはそもそも「相手に聞いてもらう」ことが前提なので、普通の発話より数段聞きやすくゆっくり、はっきりと発音されている場合が多いです。(中にはそうでない話し手もいます(;・∀・)
また聞き取りの苦手な人向けに字幕(キャプション)が用意されている動画が多いので、リスニングの素材にもうってつけです。
出演者は研究者や芸術家・アスリート、あるいは企業のトップなど、何らかの道を究めた人が多いですが、学生やその辺の一般人みたいな人も少なからず出ていて、トークの内容も専門的なことから日常の等身大の話題までバラエティーに富みまくっています。探せばきっと自分の興味の持てそうな話題を見つけられるのではないでしょうか。
下の動画は聴覚障害を持つパーカッショニストのエヴェリン・グレニーさんのスピーチです。楽器の実演も含めてとても面白くユニークで、音楽好きの人には特におススメです。「聴くこと」の意味について改めて深く考えさせられました。
個人的にTEDの動画で印象に残っているのは「コロンバイン高校事件(学校内で生徒が銃を無差別に乱射した事件です)」の犯人の母親のスピーチです。日本人的な感覚ではこういう重大事件で加害者側の親族がこういう形で公の場に出て堂々とスピーチをする、しかも多くの人がそれに耳を傾けて共感する、という状況はちょっと理解しにくいかもしれませんが、そういう文化的な違いも含めていろいろと考えさせられるスピーチです。
このお母さんのスピーチを見ると、本当に素晴らしい家庭を築かれていたということがひしひしと伝わります。それだけに誰でも何かのちょっとしたきっかけで同じような加害者側の立場になり得てしまうのではないかということも考えさせられました。
BBC ガチガチに英語学習の王道を歩みたいあなたへ
泣く子も黙る王道の英語ニュースチャンネルです。
そもそもが英語ネイティブ向けなので字幕もあったりなかったりで、学習者向けとは言えませんが、それだけにこの英語がどのくらい聞き取れるかが学習の進度を図る目安にもなったりします。
またここで出くわす未知の単語をマメにチェックしていると、英検1級の単語帳は決して伊達じゃないということを改めて痛感させられたりもします。
あと「携帯のギガもったいないから音声だけでいい」という満員電車通勤フェチの方には、携帯アプリのポッドキャストでサブスクしておくのがおススメです。もちろん無料です。またポッドキャストにはニュース以外にも学習者向けの無料番組が多数ありますので、こちらも合わせてチェックするといいと思います。
VICE 検索してはいけないワードほど検索してしまうあなたへ
良い子ちゃんのスピーチなんかじゃ全然物足りない。BBC?冗談じゃねえそんな国営のガチガチのお堅いニュースなんかかったるくて見てられるかよジーザス、なんていう〇〇ジャンキーなあなた(謎)にはVICEがおススメです。
見ていただければ分かる通り、まあ薬物だのヤ〇ザだのマ〇ィアだの、裏社会とか犯罪関連のとにかくアンダーグラウンドな世界のディープなドキュメンタリーがてんこ盛りです。興味のある人にはたまらないチャンネルかもしれません。(ヤバめの動画は年齢制限のためリンク張りませんので興味ある方は直接 YouTube で「Vice」チャンネルから視聴してください。)
個人的には北朝鮮ツアーとかの回がツボです。
いや、普通にこういう国もあるんだなーって・・・
内容はひたすら淡々とツアー中の出来事の記録という感じで進みます。VICEの動画全般に言えることですが、余計な主義主張はせずに動画は事実の描写にとどめて、受け取り方は見た人に任せるというやや投げっぱなし的なスタンスが好きです。
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